円建てとドル建ての違いについて解説します。
fxの自動売買をするためには
海外の口座を作る必要があります。
海外の口座を開設する時に選ぶのが
円建てとドル建て。
どちらを選べばよいのか迷ってしまいます。
例をあげて説明すると
100万円を持っていたとします。
為替相場が1ドル99円だとすると
その100万円を円建てにすれば⇒100万円
ドル建てにすれば=99万円
1万円減ってしまいましたね。
しかし1ドル=120円だったらどうでしょう。
100万円が120万円になりますね。
要するにどちらの通貨で売り買いした方が
得なのかってことになります。
これは一眼にどっちがよいとは言えません。
円高になれば100万円は減りますし、
円安になれば100万円は増えるってことになります。
円建てのメリット
fxの自動売買をするにはmt4(メタ4)というソフトを
使ってトレードするのですが、管理画面も円(jpy)で
表示されるので日本の感覚でできます。
また、日本円での出金時に為替の手数料(両替手数料)
が不要になります。
円建てのデメリット
円建て口座が利用できる海外FX業者は限られています。
ドル建てのメリット
ほぼ全ての海外FX業者が利用でき、
複数の海外FX業者を同時に資金管理をする場合、
ドル建ての方が管理がしやすい。
ドル建てのデメリット
日本円への両替時に為替手数料が必要。
円建てとドル建てどっちがいいのか?
海外の口座をいくつも管理するのであれば
ドル建てがいいですが、
初心者の場合まず海外のfx口座を使って
自動売買を始めることを目的とする方が良いでしょう。
慣れてくればドル建て口座を持てば
いいだけの話。
スキャルピングやデイトレードなど短期の取引で、
テクニカル分析をメインとする場合は、
円建てのほうが為替手数料がない分お得です。
よく理解できなかった人は円建てで始めれば大丈夫です。